月光のカルネヴァーレ

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模板:美少女ゲーム系月光のカルネヴァーレ』(げっこうのカルネヴァーレ)は、2007年1月26日ニトロプラスより発売された18禁PCゲーム。派生として漫画化作品がチャンピオンRED いちごで掲載後、月刊チャンピオンREDにて連載中。小学館ガガガ文庫よりノベライズ作品が刊行されている。

概要

ゴシックを基調としたゴシックノワールADV。 美女(ヒトガタ)と野獣(ヒトオオカミ)というキャッチコピーが示すとおり、人狼である主人公のロメオと自動機械人形のアンナを中心に話が展開し、犯罪組織オルマロッサ、対魔特殊部隊・鳥兜(ルパーリア)等の争いに巻き込まれていく。

背景の質に定評が高く、実際のイタリアの風景に修正を加えて使用しているところもある。

ちなみに、ライターの下倉バイオが最初に提出したプロットは『不死のバクテリアを身体に宿したヤクザのおっさんがアンドロイドを拾う未来SF』。 そこに虚淵玄の『ここはズバリ人狼マフィアじゃよ!ゴッドなファーザーでいくんじゃよ!』と鋼屋ジンの『それならロボットの方は、オートマタなんてどうかしらぁ?錬金術入れちゃうぅ?』というアドバイスが加わり今の形へ落とし込むことができた、と下倉バイオは語っている。

模板:ネタバレ

ストーリー

時の流れに取り残され自動機械人形(オートマタ)が観光客を迎える世界一の人形生産地であるベルモント。 1年前、過去を捨てた男、ロメオはベルモントへとやってきた。 彼は偶然にもゴミ捨て場で1体の壊れた自動機械人形を見つける。記憶喪失だったその自動機械人形はアンナと名づけられ、二人はともにベルモントで暮らすようになる。しかしやがて彼の所属していた組織、「オルマロッサ」の追ってが現れる。 ようやく訪れた平穏な日常を取り戻すため、ロメオは捨てた過去に再び向き合うことになる。

キャラクター紹介

主人公

ロメオ(声優香山道伸
ベルモントに住むモグリのタクシードライバーだが人当たりが悪く重度の方向音痴な為、乗客との諍いが絶えない。ヘビースモーカー。かつては犯罪組織オルマ・ロッサで殺し屋として活躍していたが、ある事件をきっかけに組織との縁を切った。しかし、ロメオを狙うオルマ・ロッサは再び彼の前に立ちはだかる。
アンナ(声優:雅姫乃
ゴミ捨て場でロメオに拾われた記憶喪失のオートマタ。紫水晶の瞳を持つ。偶然の出会いからロメオとの共同生活を始め、ジェルマーノ工房で見習いとして働いている。機械でありながら物覚えが悪いが、他の自動機械人形と違い前向きで自由な意思を持っている。
ノエル(声優:成瀬未亜
麻薬を密売する少年ギャング・バンビーニの一員として暮らす孤児。かなりの博識で、ロメオに助けられてからは観光ガイドとしてロメオと組んでいる。バンビーニに所属していた時は相手になめられないようにという理由で、男として振る舞っていた。性格は意地っ張りだがガイドとしては有能である。スリをしていたこともあり、手先が器用。
ジェルマーノ(声優:牛柳亀三
ジェルマーノ工房を営む機械工。オートマタや錬金術の知識にも詳しい。ロメオとは互いに悪態をついてはいる仲だが、ロメオの面倒を見、アンナを孫のように可愛がっている。年齢不詳で、その正体はある錬金術師であるとも言われる。

オルマ・ロッサ

イタリア北部を支配下に置く人狼によって構成されたマフィア。ただし麻薬を扱うことは禁止している。

レベッカ(声優:奥田香織
オルマ・ロッサの幹部でありシルヴィオの愛人。かつてはロメオ、シルヴィオと共にチームを組んだ中で、ロメオに付き纏う。射撃が得意な為、を愛用している。異常な程の甘党。
ヴァレンティーノ(声優:祭大!
オルマ・ロッサの首領。組織の内外を問わず人望が厚い。息子であるシルヴィオの器量を嘆き、息子同然に接してきたロメオの身を常に案じている。
グリエルモ(声優:一条和矢
オルマ・ロッサの相談役。常に冷静沈着で、組織を第一に考える。
シルヴィオ(声優:松上九郎左衛門
オルマ・ロッサの副首領。ヴァレンティーノの実子であり、かつてはロメオの親友だった。直情的なため、次期首領としての素質を父ヴァレンティーノやグリエルモから危ぶまれている。
カルメロ(声優:保村真
シルヴィオの舎弟の麻薬中毒者。周囲から馬鹿扱いされているものの、頭の回転は決して悪くない。常に持ち歩く鞄からチェーンソー、電動カッターを取り出して戦う。
マルカントニオ(声優:佐々木大輔
ヴェネチアを仕切るオルマ・ロッサの幹部。普段は雑貨屋を営む温厚な人物だが、独自に情報網を持ち、時折冷徹な表情を見せる切れ者。
使用人の少年
オルマ・ロッサ本部の屋敷で働く人狼の少年。親が組織の幹部である。シルヴィオに酷い仕打ちを受けたり、屋敷への侵入者に襲われたりと散々な目に遭うことが多い。

鳥兜(ルパーリヤ)

教煌庁の対魔特殊部隊。対人狼用兵器としてのオートマタを持つ。ベルモントの裏社会を仕切り、下部組織であるにも関わらずその影響力は教煌庁にも及ぶ。

イリス(声優:榊るな
鳥兜(ルパーリヤ)の一員で、使われていない教会に出没する少女型のオートマタ。虹石の瞳を持つ。性格は無邪気だが残酷。
ペルラ(声優:新内紀里
鳥兜(ルパーリヤ)の一員で、真珠の瞳を持つオートマタ。無表情で冷静だが、性格はかなりきつい。いつも懐中時計を手にして時間を正確に計っている。
コルナリーナ(声優:海原エレナ
鳥兜(ルパーリヤ)の一員で、紅玉髄の瞳を持つオートマタ。約200年前に作られたチェス指し人形として知られている。各界の限られた人間しか相手にしない。性格は高圧的。
ピウス(声優:皇帝)
鳥兜(ルパーリヤ)の総監で、浮世離れした言動が目立つ男。人狼を嫌悪しており、特にヴァレンティーノに対しては並々ならぬ敵意を見せる。

人形曲馬団チルチェンセス

100年以上前からヨーロッパ各地で興行を行っているオートマタのサーカス団。

ルナリア(声優:紅野ミア
チルチェンセスで花形として活躍する月長石の瞳を持つオートマタ。身軽で手先も器用であり、時々髪留めを道具として人形劇を演じたりもする。現在の主人であるダヴィデを嫌っており、ロメオとアンナの関係に嫉妬する。
ダヴィデ(声優:比留間京之介
チルチェンセスの団長。独特な風貌と喋り口調で見る者を圧倒する変人で、ルナリアを偏愛している。オートマタを自在に操り、ストリートオルガン(手回しオルガン)を用いて失われた錬金術の技術の片鱗を見せる。
セーリエ3姉妹
ディアトニカ、クロマティカ、ハルモニカの三身一体で曲芸を披露するオートマタ。それぞれナイフを扱う。3体とも無言。

その他

イルマ
かつてロメオの恋人だった、ごく普通の女性。これといって目立った特徴も無い。その人となりは冷徹な殺し屋だったロメオに変化を与えていくのだが‥
パオロ(声優:秋山樹
国民的人気の敏腕刑事。常に酒瓶を持ち歩いている。本来は麻薬捜査官だが、満月の夜にベルモントに出没する殺人鬼を捕まえるべくベルモントに赴任させられた。
カリオストロ
錬金術師。200年前、ピウスの命令によって錬金術を駆使して時計職人ジャケ・ドローと共に5体の骨董人形を作り出した。
ファビオ(声優:眞嶋リョウ
少年ギャング・バンビーニのリーダー。飴と鞭な接し方で子分達を率いている。
ビーチェ(声優:由貴恵
麻薬の運び屋をしている厚化粧の中年女性。
ヴォルペッタ
アンナの友人のオートマタの娼婦

設定

ベルモント
人口40万人、オートマタ2000体を有するイタリア北部の架空の都市。モデルはフィレンツェ。架空の都市ベルモントとヴェネチアが舞台となるのはシェークスピア作の『ヴェニスの商人』から。
人狼
満月の夜に精神の統制がとれなくなり狼男となる存在。人間にその血を与えることで、血を与えられた人間もまた人狼となる。人間を超えた身体能力を持ち、人肉を喰らうことで長寿となるが、人肉を喰らわずとも長寿。驚異的な肉体回復力を持つが、によって傷つけられた場合は回復が遅い。
教煌庁
ローマ教皇庁に配慮した形か。ちなみにピウスはピウス6世に位置する。

主なスタッフ

派生作品

漫画版

小説版

  • 月光のカルネヴァーレ ~白銀のカリアティード~
    • 原作:ニトロプラス
    • 著:J・さいろー
    • 挿絵:大崎シンヤ
    • 小学館のライトノベルレーベルガガガ文庫より刊行
    • 第一巻:2007年5月24日発売、ISBN 4094510109
    • 第二巻:2007年8月22日発売、ISBN 978-40945100225
    • 原作ゲームの外伝に当たる作品。時間軸は(これもパラレルでなければ)原作スタート地点より前に設定されており、自動機械人形の兄妹ノヴェラとフォーラの二人を主軸に話が展開する。ペルラ、シルヴィオ、カルメロ、ノエルといった原作のキャラクターもちらほら登場するが、基本的には脇役である。

小説版のキャラクター

ノヴェラ
緑柱石(スメラルド)の瞳を持つ、双子の自動機械人形の兄。物腰が低く丁寧な性格。不調を抱えた妹のことを気遣い、完全な修理を望んでいる。妹より若干背丈が低い。ちなみに男娼人形である。
フォーラ
緑柱石(アクアマリーナ)の瞳を持つ、双子の自動機械人形の妹。やや自分勝手な、ある意味お嬢様的な性格。円筒(シリンダ)に問題を抱えており、稀に支離滅裂な言動や記憶の欠損、自我の忘失などを起こす。時折彼女の円筒の調子を見に来るペルラを姉様と慕っている。ちなみに娼婦人形である。
アレッシオ
イタリア南部出身の黒髪の男。仮面の男(マスケリーノ)の下で働く下っ端。『弾丸(バロットラ)』のお守り役で、ノヴェラとフォーラの兄妹も預かることになる。裏社会での出世を望むが、いまいちチャンスに恵まれない不運な男。銃の腕はなかなかのもの。オルマ・ロッサを「南部の組織が失くした、誇りの美学を残している」と評価し、ひとりの男として彼らと相対することを望んでいるが、彼らの本性は知らない。ちなみにこの作品のメインキャラでは珍しい純粋な人間。
弾丸(バロットラ)の子供たち
バロットラは、ベルモントの孤児達十数人によって構成される少年ギャング。アレッシオを親父(バーボ)と慕い、たくましく生きている。主にリーダーの少年ルーカ、ルーカに信頼を寄せる切れ者の少年リッカルド、台所を預かる少年ニコロ、美人局を行う少女リタなどが居る。ゲームに登場する少年ギャング、バンビーニの構成メンバーのうち、ノエルやファビオなどはもともとここのメンバーだった。
仮面の男(マスケリーノ)
ベルモントの裏社会を支配する謎の富豪。当然偽名。本名はペトルチアーニ。銀の仮面で素顔を隠した、歩くのにも難儀するほどの酷い肥満体の男。彼の組織は教煌庁と繋がっていて、間を繋ぐ使いの役目を果たしているのがペルラである。ノヴェラとフォーラは彼の持ち物であり、失われたはずの錬金術の技術を復活させ、双子の自動機械人形を作り上げたのも彼。かつてカリオストロと共に銀貨(アルジェント)と呼ばれる五体の自動人形を作った人物『ジャケ・ドロー』を自称するが……?
フランチェスコ
はぐれ者の人狼。"復讐"を果たすためオルマ・ロッサの一員になることを望み、シルヴィオに取り入る。オルマ・ロッサに入ることを望んでいながら彼らが禁忌とする人食いを禁忌とは捉えず、「自然の法則に逆らう愚かな連中」と吐き捨てている。人だけでなく同属すら喰らう、まさしく獣のような男。組織への加入の条件としてシルヴィオからノヴェラとフォーラを攫ってくるように言われ、カルメロと共にベルモントへと向かう。愛用の武器は鋼鉄の鉈(ベイダナ)。

関連項目

外部リンク

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