沙耶の唄

出自宅犬維基
於 2007年10月24日 (三) 22:46 由 〓犬〓討論 | 貢獻 所做的修訂 (新頁面: {{美少女ゲーム系| タイトル=沙耶の唄| 対応機種=Windows98/2000/Me/XP| 発売元=ニトロプラス| 発売日=2003年12月26日| ジャンル=サスペンスホラーADV|...)
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模板:美少女ゲーム系沙耶の唄』(さやのうた)は、2003年12月26日にアダルトゲームブランドニトロプラスから発売されたアダルトゲーム。1プレイの目安が5時間、エンディング数が3と少ないかわりに、定価4800円という低価格で発売され、いわば廉価版的存在となっている。

作品中で登場人物に「昔読んだ、漫画で…」とぼかして語らせたように手塚治虫の漫画「火の鳥・復活編」のオマージュのような内容になっている。またクトゥルフ神話の要素も取り入れられており、表立った設定や用語はほとんど見られないものの、狂気、異界、禁忌といったエッセンスを強く再現している。

前述のとおり廉価的ソフトとして話が短いものの、昨今の長大化したアドベンチャーアダルトゲームに比べ短いのでかえって話がまとまっており、良質なシナリオもあいまってニトロプラスの中でも一番印象に残るゲームとしてあげる人も多い。

ストーリー

医大生の匂坂郁紀は、交通事故に遭い生死の境をさまようが、奇跡的に助かる。しかし、大学に復帰した匂坂は、故意に嫌われる様な言動をとり、自分の周囲から人を遠ざけようとする。友人達は彼を心配するが、匂坂には彼らから差し伸べられる救いの手にすがれない訳があった。 交通事故の後遺症で、街の建物は豚の臓物をぶちまけて塗りたくった様に、人間はおぞましい肉塊に見え、話す言葉は呻き声や金切り声に聞こえ、触れた感触ですら尋常ではないからだった。

自分以外は全てが異常で本当に狂いそうになる世界の中で、匂坂の前に沙耶という謎の少女が現れる。沙耶だけはなぜか普通の人間に見え、粘液にまみれた肉塊姿の友人たちと違い、触れたときに温かみを感じることもできた。

しかし、それは真に訪れる狂気の世界への扉にしか過ぎなかった。

登場キャラクター

匂坂 郁紀(さきさかふみのり)(氷河流
主人公の医大生。交通事故で家族を失い、自らも瀕死の重傷を負っていたが身体的には回復して大学に復帰した。
知覚障害により、風景や人物が肉塊や臓物のように「世界が狂って見える」ようになる。
狂った世界で唯一正常に見える謎の少女沙耶と暮らすようになる。
沙耶(さや)(声:川村みどり
郁紀が唯一正常に見える少女。
失踪した父親の奥涯教授を捜しているらしい。
狂って見える世界で郁紀の精神的な支えになる。
戸尾 耕司(とのおこうじ)(声:片岡大二郎
郁紀の親友でサークル仲間。
事故後豹変してしまった郁紀の態度を不審に思うものの、青海や瑤と共に以前の郁紀の人間関係を取り戻そうとしている。
その友情のため郁紀に近づく事になり、郁紀の狂気の世界へ足を踏み入れる事となる。
高畠 青海(たかはたおうみ)(声:海原エレナ
耕司の彼女で、瑤の親友。
事故後、冷淡な郁紀の態度に戸惑う瑤を心配している。
津久葉 瑤(つくばよう)(声:矢沢泉
郁紀のサークル友達。
郁紀に片思いしていたが現在の郁紀の変化に戸惑い、気づかった行動も届かない事に心を痛めている。
丹保 凉子(たんぼりょうこ)(声:佐藤まこと
郁紀の主治医。
肉体的には何の問題もなく回復した郁紀が定期健診時に何かを隠している様子に不審を抱く。

音楽

原曲名に()中の訳を付け足した。訳したものも入れると全ての曲がSから始まる。

  • SCHIZOPHRENIA(統合失調症)
  • SABBATH(安息日)
  • SEEK(探索)
  • SPOOKY SCAPE(気味の悪い花茎)
  • SONG OF SAYA I(沙耶の唄1)
  • SONG OF SAYA II(沙耶の唄2)
  • SIN(罪)
  • SUNSET(日没)
  • SHAPESHIFT(変化)
  • SCARE SHADOW(恐怖の影)
  • SCREAM (叫び)
  • SAVAGE(野蛮人)
  • SILENT SORROW(静かな悲しみ)
  • 沙耶の唄(song of saya)
  • ガラスのくつ(shoes of the glass)

製作スタッフ

関連商品

  • 沙耶の唄オリジナルサウンドトラック
  • 沙耶の唄&天使ノ二挺拳銃 Official Works


関連項目

外部リンク

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