「涼宮ハルヒ系列」修訂間的差異
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第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』は著者の文庫デビュー作でもある(同じく著者の作品である『[[学校を出よう!]]』1巻と同時発売)。[[電撃小説大賞]]に『学校を出よう!』の元となる作品を投稿した後、その反省を踏まえて3週間で『涼宮ハルヒの憂鬱』を書きあげ、角川スニーカー大賞に投稿、大賞を受賞した<ref name="konora2005">{{cite book|title=このライトノベルがすごい!2005|year=2004|publisher=宝島社|id=ISBN 4-7966-4388-5}}</ref>。個性溢れる登場人物、シリアスとドタバタコメディーの使い分け等が話題を呼び{{要出典}}、シリーズ8作で累計430万部(2007年8月現在)の売上げを記録。[[2005年]]9月には[[ツガノガク]]による連載漫画が『[[月刊少年エース]]』にて開始された他、[[2006年]]4月より[[テレビアニメ]]『[[涼宮ハルヒの憂鬱]]』が放送された。なお、売上げはコミックを含めた11作では600万部(2007年8月現在)となる。 | 第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』は著者の文庫デビュー作でもある(同じく著者の作品である『[[学校を出よう!]]』1巻と同時発売)。[[電撃小説大賞]]に『学校を出よう!』の元となる作品を投稿した後、その反省を踏まえて3週間で『涼宮ハルヒの憂鬱』を書きあげ、角川スニーカー大賞に投稿、大賞を受賞した<ref name="konora2005">{{cite book|title=このライトノベルがすごい!2005|year=2004|publisher=宝島社|id=ISBN 4-7966-4388-5}}</ref>。個性溢れる登場人物、シリアスとドタバタコメディーの使い分け等が話題を呼び{{要出典}}、シリーズ8作で累計430万部(2007年8月現在)の売上げを記録。[[2005年]]9月には[[ツガノガク]]による連載漫画が『[[月刊少年エース]]』にて開始された他、[[2006年]]4月より[[テレビアニメ]]『[[涼宮ハルヒの憂鬱]]』が放送された。なお、売上げはコミックを含めた11作では600万部(2007年8月現在)となる。 |
於 2007年12月15日 (六) 11:41 的修訂
模板:Anotheruse 模板:継続中の作品 模板:Infobox animanga/Header 模板:Infobox animanga/Novel 模板:Infobox animanga/Manga 模板:Infobox animanga/Manga 模板:Infobox animanga/Footer 涼宮ハルヒシリーズ(すずみやハルヒシリーズ)は角川スニーカー文庫から刊行されている谷川流のライトノベルのシリーズ、またはこれを原作とする漫画、アニメ作品。
原作は既刊9巻(2007年4月現在)。単行本の表題は『涼宮ハルヒの○○(漢字2文字)』(以下、既出の表題は『○○』と略す)。雑誌『ザ・スニーカー』の連載を初出とする作品と、書き下ろし作品を含む。イラストはいとうのいぢ。
目錄
作品概要
女高中生涼宮春日以「找出外星人、未來人或超能力者然後大家一起玩」為目的設立了SOS團。以SOS團成員為中心展開的非日常系校園故事。敍事者是主角阿虛。
第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』は著者の文庫デビュー作でもある(同じく著者の作品である『学校を出よう!』1巻と同時発売)。電撃小説大賞に『学校を出よう!』の元となる作品を投稿した後、その反省を踏まえて3週間で『涼宮ハルヒの憂鬱』を書きあげ、角川スニーカー大賞に投稿、大賞を受賞した[1]。個性溢れる登場人物、シリアスとドタバタコメディーの使い分け等が話題を呼び模板:要出典、シリーズ8作で累計430万部(2007年8月現在)の売上げを記録。2005年9月にはツガノガクによる連載漫画が『月刊少年エース』にて開始された他、2006年4月よりテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』が放送された。なお、売上げはコミックを含めた11作では600万部(2007年8月現在)となる。
ストーリー
「東中学出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
県立北高校入学早々、このぶっ飛んだ自己紹介をした涼宮ハルヒ。見た目は美少女なのだが、その性格は唯我独尊・傍若無人・猪突猛進であるため、クラスで浮き、孤立していった。そんな中、何故かハルヒは「ただの人間」であるクラスメイトのキョンとだけは会話をするようになる。
ゴールデンウィークも過ぎたある日、校内に自分が楽しめるクラブが無いことを嘆いていたハルヒは、キョンの発言により自分で新しい部活を作る事を思いつく。キョンを引き連れ、文芸部部室を占領し、また唯一の文芸部員であった長門有希を巻き込み、メイド兼マスコットとして上級生の朝比奈みくるを「任意同行」と称し拉致。さらにハルヒ曰く「謎の転校生」の古泉一樹を加入させ、新クラブSOS団を発足する。SOS団の目的は「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」。
ところが、ハルヒが適当に集めた長門有希・朝比奈みくる・古泉一樹の3人は、それぞれ本物の宇宙人・未来人・超能力者で、それぞれの属する組織から送り込まれてきたのであった。彼らの目的は、ハルヒが無自覚に持つ能力――世界を思い通りに改変し、望んだとおりの出来事を発生させる能力――の観察、監視。キョンはハルヒに選ばれた人物であり、ハルヒにとっての「鍵」であると言う。漫画のような話をキョンはにわかに信じられなかったが、キョンやSOS団の周辺に異常な出来事が起こるようになり、キョンも数々の体験をしていく中で3人の話を信じざるを得なくなった。ハルヒだけが気付かないまま、キョン達SOS団メンバーは異常事態の処理やハルヒの退屈しのぎのために日々奔走する。
主な登場人物
- (SOS団における肩書きは、第1巻『憂鬱』時のもの)
- キョン(本名は作中に出ていないため不明)
- 本作の主人公で、語りを担当。SOS団団員その1-その他雑用。普通の人間。
- 涼宮 ハルヒ(すずみや ハルヒ)
- 本作のヒロイン。SOS団団長。キョンのクラスメート。
- 長門 有希(ながと ゆき)
- SOS団団員その2兼、ただ一人の文芸部員。情報統合思念体に作られた宇宙人。
- 正式名称は対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース。
- 朝比奈 みくる(あさひな みくる)
- SOS団団員。元書道部員。未来人。
- 古泉 一樹(こいずみ いつき)
- SOS団団員。転校生。超能力者。
用語
- SOS団(エスオーエスだん)
- 正式名称は「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」。涼宮ハルヒが結成した同好会未満の集団で、目的は「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」。主な活動内容は市内の不思議探索や非常識的な事件の相談などだが、ハルヒの思い付きで行動する事が多く、学校行事の他に町内でのイベントの参加・アルバイトなど多岐に渡る。活動がない放課後やハルヒ不在時でも団員は集合する事があり、その際は各々の趣味等で時間を過ごしている。
- 正式な部室はなく、文化部の部室棟にある文芸部室を占拠している。備品のほとんどはハルヒがどこからか調達(強奪)してきた物や、団員の私物である。なお、キョンが同好会申請をした(その際の正式名称は「生徒社会を応援する世界造りのための奉仕団体」とした)が、学校の認可は下りていない。
- 古泉曰く、SOS団の部室も異空間化されており、何種類もの様々な要素や力場がせめぎ合い、打ち消し合って飽和状態にあるので、はた目には通常空間と何ら変わりはないらしい。
- SOS団のウェブサイトもある。(これはハルヒがキョンに作らせたものである。)そこにはハルヒのデザインしたシンボルマークがあり、本作のマルチメディア展開でもよく使用されている。これに関しても非日常的な騒動が持ち上がったため、密かに長門が描き直して、現在は「ZOZ団」となっている。この事件は第3巻『退屈』収録の「ミステリックサイン」で語られている。
- 「世界を~」のくだりは、3年前の七夕に、第4巻『消失』の改変世界から脱出してきたキョンが、東中の校庭に謎の幾何学模様を描き終えて帰宅する3年前のハルヒに向かって遠くから叫んだ、「世界を大いに盛り上げるためのジョン・スミスをよろしく!」という台詞から来ている。(この謎の幾何学模様は、第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」で朝比奈みくると共にやって来たキョンが一緒に描いたもの。この時、彼は「ジョン・スミス」と名乗った。)
- 『「涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部」番外編CD Vol.2』ではSOSは「セカンドアルバムのオープニングでサービスしてセールスに貢献するための涼宮ハルヒの団」とされ、『「涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部」番外編CD Vol.3』では「シングルベルを大いに盛り上げて寂しさもろとも冥王星ごとすっとばせの団」とされている。
- コンピュータ研究部(コンピ研)
- 文芸部室の二つ隣にある文化系クラブ。部長以下3名が在籍。SOS団にパソコンを提供している(強奪されている)。
- ハルヒが強奪した最新型パソコン返還を賭けて自作のPCゲームで対戦をしたが、イカサマを見抜かれて惨敗したため、SOS団第二支部と化している。
宇宙人関連
- 情報統合思念体(じょうほうとうごうしねんたい)
- 全宇宙に広がる情報系の海から発生した、超高度な知性を持つ情報生命体。実体を持たず、有機生命体と直接コミュニケーション出来ないため、長門有希や朝倉涼子、喜緑江美里のような対人間用インターフェースを作った。
- 「統合」思念体といってもその意志は一つではなく、様々な思惑が交錯しているらしい。そのため、様々な派閥が存在する。長門有希が属する『主流派』、朝倉涼子が属する『急進派』、喜緑江美里が属する『穏健派』などがある。
- 情報爆発(じょうほうばくはつ)
- 朝倉涼子によるキョンの殺害計画実行後、ハルヒの急変によって観測されると思われる現象。殺害計画が失敗し、詳細は不明。
- 情報フレア(じょうほうフレア)
- ハルヒが中学1年時に情報統合思念体が地球で観測した謎の現象。
- TFEI端末(ティーエフイーアイたんまつ)
- 長門や朝倉のような情報統合思念体の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースに「機関」が付けた略称。端的に言えば、「宇宙人が作ったアンドロイド」。TFEIが何の略称であるかは不明。
- 広域帯宇宙存在(こういきたいうちゅうそんざい)
- 情報統合思念体とは起源を異にする存在。思考プロセスが完全に違い、通常手段での相互理解は不可能。その為、長門達と同等の機能を持つTFEIを生み出して接触を図ると思われていたが、第9巻『分裂』にて九曜を遣わした。第5巻『暴走』収録の「雪山症候群」で、SOS団を閉じ込めた謎の洋館の建つ空間の主。
- 天蓋領域(てんがいりょういき)
- 広域帯宇宙存在に、情報統合思念体が暫定的につけた名称。
- 無限ライオン
- 地球外生命。ザ・スニーカー2007年10月号『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』初出。
未来人関連
- 未来人(みらいじん)
- 「未来」から来た調査員。朝比奈みくる、藤原など(ただし、みくると藤原の未来は別)。いくつにも分岐する未来のうち、自分達の属する未来へと向かうように歴史を調整することを目的としている。
- 時間震動(じかんしんどう)
- 時空震とも呼ばれる。時間平面に力が加えられ、変異する際に発生する時空の揺れのような現象であると予想される。ハルヒの中学1年時に発生した大きな時間震動はハルヒが起こしたと考えられているが、一人の人間が時間平面に干渉するということは通常では考えられず、詳細は謎である。長門がハルヒの力を利用して時空改変・再改変した際にも強力な時空震が発生した。
- 時間平面理論(じかんへいめんりろん)
- 時間は連続性のあるものではなく、その時間毎に区切られたもの(アニメーションを構成する静止画の集まりのようなニュアンス)であるとする未来の理論。大元の基礎概念は、ハルヒが気まぐれに書いた理論に基づく。
- TPDD
- 「タイム(Time)・プレーン(Plane)・デストロイド(Destroyed)・デバイス(Device)」の略。「時間平面破壊装置」。航時機とも呼ばれ、みくる達「未来人」が時間移動の際に使用する。平たく言えばタイムマシンにあたり、デバイスと言っても物理的な装置ではなく、概念的な存在であるというが、第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」ではみくる(小)が一度「紛失」している。キョンがみくると共に使用して時間移動した際には、キョンが吐き気を催した。
- 異時間同位体(いじかんどういたい)
- 異なる複数の時系列において、同一のものとして存在する個体に長門がつけた呼称。朝比奈みくる(小)、(大)、(みちる)などが挙げられる。
- 既定事項(きていじこう)
- 未来人が使用する用語。単に(未来人からみて)過去に起こった出来事を指すものではなく、各未来人派閥にとって有益な結果に繋がる行動が「既定」事項とされる。
- 禁則事項(きんそくじこう)
- 主に未来人が使用する用語。単に「禁則」とも呼ばれる。未来に関する情報や現代では未到達な知識など、過去の人間には教えてはいけないことを指す。未来人は、航時機に乗る際に強力な精神操作を受け、禁則事項は口にできないようになっている。キョンが朝比奈みくるに質問することのほとんどが禁則事項に該当するため、この物語での時空設定は、非常に厳しいものと言える。
- 『憤慨』では、キョンに「魂はあるのか」と聞かれた際に長門も使用している。
超能力者関連
- 超能力者(ちょうのうりょくしゃ)
- 作中における「超能力」は、古泉の他、世界でもわずかな人間だけが持っている。涼宮ハルヒの発生させる閉鎖空間に侵入し、赤い球体に変化して神人を攻撃できるのが主な能力。普段は普通の人間と変わりない。
- 橘の所属する団体の超能力者は佐々木の閉鎖空間へ侵入できるが、佐々木の閉鎖空間には神人がおらず、攻撃能力を発動できるかは不明。
- 「機関」(きかん)
- 閉鎖空間に現われる神人を倒し、またハルヒの活動を監視するために結成された組織。古泉一樹らが所属する。
- 閉鎖空間(へいさくうかん)
- ハルヒの精神状態が不安定になると、神人とともに出現する空間。出現する頻度も場所も不定。現実の空間と構成するものは同じだが、全体に灰色がかっている。通常、物理的な手段では侵入できない。特殊な能力を持つもの、もしくは特定の条件にあるものだけがそこに存在できる。放っておくとどんどん拡大し、最終的には現実世界と入れ替わってしまうとされている。「機関」の超能力者はこの空間の発生を察知でき、この空間でしか力を発揮できない(橘の所属する団体の超能力者は干渉不可)。
- 佐々木も閉鎖空間を持ち、ハルヒのものとは『恒常的に発生している』、『神人がいない』、『「機関」の超能力者ではなく橘の団体の超能力者が干渉できる』などの違いがある。
- 神人(しんじん)
- 閉鎖空間に出現する青い巨人。街を破壊して回っている。ハルヒの精神的ストレスが具現化したものと考えられ、彼女の心のわだかまりが限界に達すると出現する。超能力者たちが神人を消滅させると、閉鎖空間も消滅する。一連の現象はハルヒのストレス解消の役割を負っているというが、現実世界でストレスの原因を取り除かない限り発生自体を阻止することは出来ない。そのため、「機関」はしばしば彼女の気を紛らわせるためのイベントを用意している。
その他
- 異世界人(いせかいじん)
- 涼宮ハルヒが自己紹介で挙げた4つの属性のうち、唯一詳細が不明な属性。
- 局地的非侵食性融合異時空間(きょくちてきひしんしょくせいゆうごういじくうかん)
- 第3巻「退屈」のミステリックサインにおいて、長門が唱えた閉鎖空間と似て非なる空間。ハルヒが直接創造したものでなく、彼女の作ったSOS団のエンブレムがたまたま莫大な情報量をもち、それがある種の生命体を目覚めさせ、同生物が創造した空間であると長門は語っている。そのため、SOS団のエンブレムは長門に修正され、ZOZ団となっている。
- 非物質拡散性振動型感知音波(ひぶっしつかくさんせいしんどうがたかんちおんぱ)
- ドラマCD「サウンドアラウンド」において、ハルヒが曲作りに熱を入れすぎたために発生した。この音楽を聞いた人の脳細胞にメロディーが永劫回帰するサーキットが作られるという現象を産む音のつながり。媒体を持たないので、厳密には音とは言えないとされている。
- 珪素構造生命体共生型情報生命素子(けいそこうぞうせいめいたいきょうせいがたじょうほうせいめいそし)
- 珪素に宿り意思を持つ情報生命体。宇宙から飛来し、宿主である珪素生命体が燃え尽きたため、ルソーなどの犬に取り憑いた。その後長門によって封印され、現在シャミセンに入れられている。
作品舞台
物語の舞台は、作者である谷川の出身地・現住所である西宮市。ハルヒやキョン達が通う県立北高等学校(北高)も、やはり谷川の出身高校である兵庫県立西宮北高等学校がモデルで、その他の風景も西宮市を中心とする阪神間に実在する風景を基に描かれているため、この地を訪ねるファンも多い(俗に「オタクの聖地巡礼」と呼ばれる)。しかし、席替えのくじを入れた空き缶は関西ではあまり馴染みのない鳩サブレーのものであった(アニメ版では神戸風月堂のゴーフルに変更されている)。アニメーション作中には甲陽園駅を模した駅(光陽園駅)や阪急電車を模した列車、沿線の場所がふんだんに登場する。
時系列
涼宮ハルヒシリーズは、原作も時系列がばらばらに刊行されている。主だった作品タイトル順に並べると以下のようになる。学年は作品内での涼宮ハルヒの学年。
学年 | 時期 | タイトル | 収録巻 |
---|---|---|---|
中学1年 | 7月 | 笹の葉ラプソディ(時間遡航時) | 3巻『退屈』 |
涼宮ハルヒの消失(時間遡航時) | 4巻『消失』 | ||
中学3年 | 3月 | 編集長★一直線!(キョンの小説) | 8巻『憤慨』 |
高校1年 | 4~5月 | 涼宮ハルヒの憂鬱 | 1巻『憂鬱』 |
6月 | 涼宮ハルヒの退屈 | 3巻『退屈』 | |
7月 | 笹の葉ラプソディ | ||
ミステリックサイン | |||
孤島症候群 | |||
8月 | エンドレスエイト | 5巻『暴走』 | |
11月 | 涼宮ハルヒの溜息 | 2巻『溜息』 | |
朝比奈ミクルの冒険 Episode 00 | 6巻『動揺』 | ||
ライブアライブ | |||
サウンドアラウンド | ドラマCD 『サウンドアラウンド』 | ||
射手座の日 | 5巻『暴走』 | ||
サムデイ イン ザ レイン | アニメオリジナルストーリー | ||
12月 | 涼宮ハルヒの消失 | 4巻『消失』 | |
ヒトメボレLOVER | 6巻『動揺』 | ||
雪山症候群 | 5巻『暴走』 | ||
猫はどこにいった? | 6巻『動揺』 | ||
1月 | 朝比奈みくるの憂鬱 | ||
2月 | 涼宮ハルヒの陰謀 | 7巻『陰謀』 | |
3月 | 編集長★一直線! | 8巻『憤慨』 | |
ワンダリング・シャドウ | |||
高校2年 | 4月 | 涼宮ハルヒの分裂 | 9巻『分裂』 |
不明 | 10巻『驚愕』 | ||
番外編 | 不明 | 涼宮ハルヒ劇場 | 未収録 |
帰ってきた涼宮ハルヒ劇場 |
既刊一覧
- 涼宮ハルヒの憂鬱(2003年6月10日初版発行、ISBN 4044292019)
- 涼宮ハルヒの溜息(2003年10月1日初版発行、ISBN 4044292027)
- 涼宮ハルヒの退屈(2004年1月1日初版発行、ISBN 4044292035)
- 涼宮ハルヒの消失(2004年8月1日初版発行、ISBN 4044292043)
- 涼宮ハルヒの暴走(2004年10月1日初版発行、ISBN 4044292051)
- 涼宮ハルヒの動揺(2005年4月1日初版発行、ISBN 404429206X)
- 涼宮ハルヒの陰謀(2005年9月1日初版発行、ISBN 4044292078)
- 涼宮ハルヒの憤慨(2006年5月1日初版発行、ISBN 4044292086)
- 涼宮ハルヒの分裂(2007年4月1日発売、ISBN 9784044292096)
- 日販調べの週間ベストセラー(文庫)最高第1位を記録した。[2]
- 涼宮ハルヒの驚愕(発売日未定)
- 文庫本未収録作品
-
- ハルヒ劇場(『ザ・スニーカー』2004年8月号掲載)
- SOS団の5人がファンタジー(RPG)な世界でハルヒが勇者、キョンが剣士、長門が盗賊、みくるが魔法使い、古泉が遊び人となって魔王に連れ去られた王子と王妃を助ける短編。
- ハルヒ劇場 act.2(『ザ・スニーカー』2006年6月号掲載)
- ハルヒ劇場の続き。SF風な世界で宇宙警察となってまたも王子と王妃を助ける冒険(珍道中)を描いた短編。ハルヒ劇場とハルヒ劇場act.2は第5巻『暴走』や第6巻『動揺』などにそれらの話の存在を示唆する内容が含まれてる。
- サムデイ イン ザ レイン(『ザ・スニーカー』2006年8月号掲載)
- 原作者書き下ろしのアニメ脚本
- ファンブック
- オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式(2006年8月25日 ISBN 4-04-853991-4)
ドラマCD
漫画
『涼宮ハルヒの憂鬱』のタイトルでみずのまこと版とツガノガク版が、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のタイトルでぷよ版が存在する。
みずのまこと版
『月刊少年エース』2004年5月号より連載されたが12月号で打ち切りとなった。9月号掲載分までは単行本となったが残りは発行されないとみずの本人がブログで公言している。打ち切りの理由は諸説あるが原作ファンの間で有力と言われているものに、『月刊少年エース』で連載していた最中のみずのが本作を題材にした同人誌[3]を角川書店に無断で発行した事が原因という説がある模板:要出典。全1巻。
ツガノガク版
『月刊少年エース』2005年11月号から連載開始。原作やアニメ版とは異なり、ほぼ時系列順に話が展開されている。なお、アニメ版でのオリジナル脚色が取り入れられているエピソードがあるほか、完全に漫画オリジナルのものもある。
同じ話の中でも絵が頻繁に変わることがある。
2巻の最後に収録されている回から絵柄が大幅に変わっており、特にキョンがほぼ原作に近い絵柄になった。
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』 1巻(2006年4月26日発売、ISBN 4047138118)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』 2巻(2006年6月26日発売、ISBN 4047138312)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』 3巻(2006年12月26日発売、ISBN 4047138851)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』 4巻(フィギュア付属限定版:2007年6月9日発売、ISBN 4049007843 通常版:2007年6月26日発売)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』 5巻(2007年10月26日発売、ISBN 4047139817)
ぷよ版
公式パロディ4コマ漫画。『月刊少年エース』2007年9月号から連載開始。また、『ザ・スニーカー』でも2007年10月号から連載開始。
ゲーム
トレーディングカードゲーム
- 『涼宮ハルヒの祭典』(ドラゴン☆オールスターズ)
テレビゲーム
- 『涼宮ハルヒの約束』
- プレイステーション・ポータブル用、バンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)、2007年12月20日発売予定。ジャンルはアドベンチャーゲーム[4]。
- 『涼宮ハルヒの戸惑』
- プレイステーション2用、バンプレスト、2008年1月31日発売予定。ジャンルはシミュレーション・アドベンチャーゲーム[5]。操作する主人公はキョンとなる。SOS団でゲームを作ることが目的。
- 『涼宮ハルヒの憂鬱 (仮)』
- Wii用、角川書店、発売日未定[6]。
アニメ
2006年4月から7月にかけて、『涼宮ハルヒの憂鬱』(全14話)と題して放映された。原作の『憂鬱』のほか、『退屈』『暴走』『動揺』の一部、およびオリジナル・ストーリー(「サムデイ イン ザ レイン」)から構成される。このアニメ放送は原作の売上にも大きく影響を及ぼし、放送前後で売上が倍以上になった[7]。第2期の製作も決定している。
脚注
- ↑ {{#invoke:citation/CS1|citation |CitationClass=book }}
- ↑ 「文庫ランキング」 PHP研究所、2007年4月9日。
- ↑ みずのまこと主宰の同人サークル「名作ネットワーク」が2004年10月3日に頒布した本作を題材にした同人誌『自適悠々 ~落書読本~』。18禁であったことが原因という説もあるがこの同人誌は18禁ではない。
- ↑ 「バンダイナムコゲームス、ハルヒシリーズ初ゲーム化決定」 GAME Watch、2007年6月22日。
- ↑ 「SOS団がゲーム製作に挑戦! 『涼宮ハルヒの戸惑』」 ファミ通.com、2007年6月29日。
- ↑ 「驚きました!何とPSP,PS2,Wiiでハルヒがゲームになります!」 涼宮ハルヒの憂鬱 特設ファンサイト、2007年7月1日。
- ↑ {{#invoke:citation/CS1|citation |CitationClass=book }}