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<div style="border:solid #999 1px; background:#f8f8f8; padding:0.5em; margin:1em 0.5em"> <div style="text-align:left;">この項目に付けられた題名は[[Wikipedia:記事名の付け方#全角と半角の使い分け|Wikipedia:記事名の付け方]]から感嘆符の全角が半角になっています。本来の表記は「'''とらドラ!'''」です。</div></div> <noinclude> {{未完}} {{文学}} 『'''とらドラ!'''』は[[竹宮ゆゆこ]]/著、[[ヤス (イラストレーター)|ヤス]]/[[イラスト]]の[[ライトノベル]]。[[電撃文庫]]から[[2006年]]3月より出版されているシリーズ作品。2007年9月時点では本編5巻、番外編1巻まで既刊。『[[このライトノベルがすごい!]]2007』([[宝島社]])で6位にランクインした他、[[2007年]]に[[ライトノベルアワード]]でラブコメ部門賞を受賞。 『[[月刊電撃コミックガオ!]]』([[メディアワークス]])2007年9月号より[[漫画]]化作品連載中。作画は[[絶叫 (漫画家)|絶叫]]。 その人気ゆえかアニメ化という噂が広がったこともある。 {{ネタバレ}} == タイトルについて == タイトル『とらドラ!』の由来は大河="手乗りタイガー"の「[[虎]]」と、竜児の「[[竜]](ドラゴン)」から。 == ストーリー == その目つきの鋭さ故、不良に見られてしまうことを気にしている高須竜児は高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須は不良」と言う誤解をまた最初から解かなくてはならなくなるのかと憂鬱であったが、「手乗りタイガー」こと逢坂大河との邂逅により意外に早くその誤解は解かれることとなる。<br>ある放課後、大河は想い人の北村祐作にラブレターを出そうとするが、それを間違って竜児のカバンにいれてしまう。ラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、竜児に闇討ちを決行する。その夜のやりとりがきっかけで、一人暮らしである大河の家事の面倒も見るようになって、大河は竜児の家に入り浸るようになり、お互いがお互いの親友との恋を応援する共同戦線を張るようになる。 ;[[スピンオフ作品|スピンオフ]]ストーリー 富家幸太は生まれながらの不幸体質、それをどうにかしたい幸太は「幸福の手乗りタイガー」の噂を耳にし調査を開始する。<br>1ヶ月遅れで入学した割には成績の良かった幸太は、生徒会長のすみれに妹のさくらの勉強の面倒を見ることを言いつけられる。 == 登場人物 == ; 高須竜児(たかす りゅうじ) : 2年C組。16歳。[[遺伝]]のせいか目つきが相当悪いため[[不良]]と勘違いされることが多く、本人はそれを嫌がっているが、友人は彼の優しさなどを知っている為、嫌われたりしている訳ではない。[[母子家庭]]で育ったため、[[料理]]が得意で極端なキレイ好き、もちろん[[裁縫]]も上手。特に、掃除には異常なまでの執着を見せ、『高須棒』なる道具まで持ち出す。クラスメイトの櫛枝実乃里に秘かに片思いをしており、大河に対しては複雑だが面倒をみるのも吝かでないようである。ブサイクな[[インコ]]を1羽飼っており、名前は「インコちゃん」。<!--忘れられがちだが、瞬間移動(テレポート)能力を母から譲り受けている(一生に3回しか使えない)超能力者。このうち、大河を助ける為に1回分を使っている。-->校内では「手乗りタイガーを止められる唯一の人物」と言われている。口癖は「おぅ」。 ; 逢坂大河(あいさか たいが) : 2年C組。「人形のよう」とも評される少女。整った美貌を持ちながら、気に食わない相手には噛み付く凶暴さと身長145cm(実測143.6cm)のミニマムサイズな体格、そして一風変わった名前から付いた[[あだ名]]が「'''手乗りタイガー'''」。本来の[[性格]]は泣き虫で、かなりの[[ドジっ娘]]。低い身長や小さい胸を持つ体と、変わった[[名前]]に[[コンプレックス]]を抱いて鬱々とする、かなり[[ネガティブ|ネガティヴ]]な面もある。その可憐な容姿の為、様々な男子から告白を受けたが、全て振っている。一度北村から告白を受けた際も断ったが、その後彼を好きになった。北村祐作の前では極度に緊張し、言動がおかしくなってしまう。親は結構なお金持ちであるが、家族(特に継母)との折り合いが悪く、娘より継母との関係を優先する実父に反抗して家を出て、高級マンションで一人暮らしをしている。しかしお嬢様育ちのせいか[[家事]]などは一切できず、竜児と知り合ってからは隣の借家に住む竜児に生活全般で依存し、寝る時以外は彼の家に入り浸ってほとんど高須家の一員と化している。最近では竜児に気持ちが傾いてきている。 ; 櫛枝実乃梨(くしえだ みのり) : 2年C組。逢坂大河の親友。愛称は「みのりん」。笑顔も眩しい明朗快活な少女だが、超マイペースな[[天然ボケ|天然]]キャラ。しばしば口調が急に変わり、会話の端々にさまざまなネタを混ぜ込む癖がある。また、少々オヤジ臭い言動を見せ、竜児の幻想を打ち砕く事もある。身体能力は高く、女子[[ソフトボール]]部キャプテンを務めつつ、[[アルバイト|バイト]]を多数掛け持ちする勤労少女でもある。結構な大食だが、やはり女の子らしく「[[ダイエット]]戦士」の一員。竜児が寄せる想いには気付いておらず、親友の大河と竜児との関係を勘案し、ふたりを応援したり茶化したりしている。怖いものが大の苦手である仕草を当初見せていたが、実は逆に恐がって見せる事で怖いものを自分に向けようとするほどの熱狂的な[[ファン]]。 ; 北村祐作(きたむら ゆうさく) : 2年C組。生徒会副会長でありクラス委員長、ソフトボール部の男子部長。竜児の一番の親友。[[眼鏡]]を掛けた容姿に真面目な生活態度をとり、そして清々しいながらもちょっとズレた[[性格]]からクラスメイトには「[[ちびまる子ちゃんの登場人物|まるおくん]]」とあだ名されて親しまれている。女性と話すのが苦手と自称する。入学当初、逢坂大河に告白して断られた経験を持つが、今の大河が自分に片思いを寄せていることには全く気付いていない。一方で生徒会長の狩野すみれのことが好き。ちなみに校則違反であるが[[自動二輪]]免許を所持。作中にて度々、やたらと裸になりたがる描写がある。 ; 高須泰子(たかす やすこ) : 高須竜児の母親。夫を早くに亡くしてからは息子である竜児との2人暮らし。「魅羅乃(みらの)」と言う名で街唯一の[[スナックバー]]『毘沙門天国』で働き、高須家の家計を一手に支える、自称「永遠の23歳」(実年齢33歳)。しかし自分を「やっちゃん」と呼ぶなど子どもっぽい性格で、家事一切が出来ないため竜児に任せきり。大河をとても気に入っており、すでに家族の一員と思っている節がある。[[巨乳]](Fカップ)。 ; 川嶋亜美(かわしま あみ) : 北村祐作の幼馴染みであり、1学期途中から2年C組に転校生として現れた[[美少女]]。[[ファッションモデル|モデル]]の仕事をしていたが、とある事情で転校直後は一時休業していた。モデルらしく[[ジム]]通いと[[エステティック|エステ]]通いを怠らず、抜群の美貌とスタイルを保持することに抜かりがない。しかし、その性格は誰にでも優しく驕らない外見を装う超絶腹黒。自分の全てを鼻に掛ける高慢さと強烈な[[毒舌]]を持ち、初対面の逢坂大河を相手に本性を剥き出し大河の反撃(返り討ち)に遭い、それ以来から犬猿の仲である(大河は亜美のことを「性悪[[チワワ]]」「バカチー」などと呼ぶ)。その一方、大河の飾らない性格を羨んでいる節もある。自分の二面性に対して肯定と否定の狭間で揺れ動き、自販機売り場の隅で一人きりで[[ジュース]]を飲むなど、意外と暗い面がある。当初は大河への[[嫌がらせ]]の為に竜児へ度々ちょっかいを出していたが、自分の二面性をそのまま受け止める竜児に対して、最近は単に竜児と絡みたい気持ちが出てきた模様。 ; 恋ヶ窪ゆり(こいがくぼ ゆり) : 登場時は、29歳の[[独身]]でまもなく三十路だった。2年C組の担任。微妙にマイペースで空気を読めず、更には気が弱いため逢坂大河に強い物言いができない。20代での[[結婚]]を焦るあまり、あちこちにモーションを掛けているらしいが、その努力は未だ実を結んでいない。5巻の時点で30歳になった。 ; 能登久光(のと ひさみつ) : 2年C組の男子。黒縁メガネ。1年の時から竜児と同じクラスで仲がいい。 ; 春田浩次(はるた こうじ) : 2年C組の男子。軽薄そうな[[ロン毛]]が特徴。竜児と仲がいい。一部のファンに異常に人気がある。 ; 木原麻耶(きはら まや) : 2年C組の女子。香椎奈々子と共に目立つグループの一角。[[ギャル]]系だが実は男女交際の経験が無いとの噂も。 ; 香椎奈々子(かしい ななこ) : 2年C組の女子。麻耶や亜美と一緒にいることが多い。 ; 黒間(くろま) : 独身体育教師。34歳。自らの筋肉とトレーニングをこよなく愛する[[筋トレ]][[オタク]]。真っ黒に灼けた筋骨隆々の身体と[[名字]]から「黒マッスル」と生徒たちにあだ名されている。 ; 狩野すみれ(かのう すみれ) : 常に成績トップをキープしている女生徒会長。特待生。さらには視力も測定不能という超人ぶり。そのあまりにも男勝りな言動から頼れる兄貴のような位置にある。二つ下に「さくら」という妹がいる。実家はスーパー。ヘビがとても苦手。アルコールに大変弱い。北村に好かれている為、大河からは一方的に敵対心を持たれている。 ; 狩野さくら(かのう さくら) : すみれの妹で姉に憧れて同じ高校に入学するも壊滅的に成績が悪く、一学期の中間考査で全科目赤点を出してしまう。無自覚ながらも[[コケットリー|コケティッシュ]]さ(艶かしさ)を醸し出してしまっている。すみれと同じく[[ヘビ]]が苦手。 ; 富家幸太(とみいえ こうた) : 『とらドラ・スピンオフ!』シリーズのメインとなる1年生。名前とは裏腹に生まれながらの不幸体質。ここ一番と言う時には不幸な[[事故]]に見舞われてしまう。狩野すみれ会長の下で生徒会庶務として働いており、不幸体質も健在である。成績は良い。本人が幸福な状況だと、何故か家族・友人等が不幸に見舞われる。 == 既刊一覧 == * 『とらドラ!』 ISBN 4-8402-3353-5 ([[2006年]]3月) * 『とらドラ2!』 ISBN 4-8402-3438-8 (2006年5月) * 『とらドラ3!』 ISBN 4-8402-3551-1 (2006年9月) * 『とらドラ4!』 ISBN 978-4-8402-3681-2 ([[2007年]]1月) * 『とらドラ5!』 ISBN 978-4-8402-3932-5 (2007年8月) * 『とらドラ6!』 (2007年12月) * 『とらドラ・スピンオフ!幸福の桜色トルネード』 ISBN 978-4-8402-3838-0 (2007年5月) == 外部リンク == * [http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/index.php 電撃文庫&hp] {{月刊電撃コミックガオ!掲載中}} {{DEFAULTSORT:とらとら}} [[Category:日本の小説|とらとら]] [[Category:学園小説|とらとら]] [[Category:輕小說|とらとら]] [[Category:電撃文庫|とらとら]] [[Category:漫画作品 と|らとら]] [[Category:学園漫画|とらとら]] [[Category:月刊電撃コミックガオ!|とらとら]]
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