ROOM NO.1301

出自宅犬維基
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模板:未完 模板:Infobox animanga/Header 模板:Infobox animanga/Novel模板:Infobox animanga/RadioDrama 模板:Infobox animanga/Manga 模板:Infobox animanga/FooterROOM NO.1301』(ルームナンバー1301)は富士見ミステリー文庫から刊行されている新井輝/著、さっち/イラストライトノベル)。2007年10月に本編9巻目を出版。

構成

本作品は健一が1303号室の鍵を拾った時点からの時系列(本編で描写される)と、それから5年後の13階にいけなくなった時点の話(各巻のプロローグで描写される)、登場人物(主に鈴璃)と作者の対談形式のあとがきで構成されている。

ストーリー

自分は恋愛には向いていないと思っていた絹川健一はクラスメイトの大海千夜子に告白され、桑畑綾と出会い、鍵を拾ったことによって12階建てマンションの存在しないはずの13階の部屋へと招待される。健一、綾、刻也、冴子、日奈の住人たちと不思議な13階の物語。

模板:ネタバレ

登場人物

マンション住人

絹川健一(きぬがわ けんいち)
声:立花慎之介
作品の主人公。両親はインテリアの輸出の仕事をしており普段家にいないため姉の蛍子と実質2人暮らしをしていたが、不思議な鍵を拾ったため綾に「幽霊マンション」(有馬第三ビル)の存在しないはずの13階へと招待され、1303号室の住人ということになる。綾と体の関係を持ったことを後悔するが、実際は次々に女性と関係を持つこととなってしまう。絶倫で最高6回という記録も持っている。蛍子が家を出ていってからはほとんどを13階で過ごすようになる。千夜子に告白され、付き合うようになる。料理は家での役割となっていたため得意である。平良井高校1年生。シーナ&バケッツのハーモニカ担当のバケッツ。コーヒーは普段特別濃いものを飲むため、普通のコーヒーを飲むと薄く感じてしまう。
桑畑綾(くわばたけ あや)
声:柚木涼香
1304号室の住人。芸術家で多くの分野で才能を発揮するが金工が得意、代表作は「時の番人」など。作品制作に没頭すると周りのことが見えなくなる性格で、そのためにたまに行き倒れることもあり、そこを健一に助けられ、彼が部屋の鍵を持っていたことから存在しないはずの13階に招待する。また、健一とも体の関係を持ってしまう。普段の格好はラフで下着と白衣といった格好が多い。家事はほとんどできず、お金の管理も大雑把。エッチなことに対して関心が強い。興味深いものがあるとスケッチをせずにはいられない。蛍子や悟らとは高校の同級生だったが、卒業前に高校は中退している。細身だがかなりの巨乳。
八雲刻也(やくも ときや)
声:寺島拓篤
1302号室の住人。また、健一のクラスメイトでもある。「管理人」と呼ばれているが、あくまで名前だけである。かなりの高身長の高成績で3年後には東京大学法学部に現役合格し在学中に司法試験に合格することとなるが、弁護士になる気は全くない。本当は有名進学校に入るつもりだったが、とある事情で受験できなかった。小学生の時から鈴璃の恋人であり、彼女と一緒にファミレスにてバイトをしている。実家はあるが事情によりあまり帰りたくないらしい。妹がいる。色恋の話は苦手で、鈴璃の話もしたがらない。
有馬冴子(ありま さえこ)
声:名塚佳織
1303号室の住人。佳奈やツバメの恋人を寝取ったといった噂がある。それはHをしないとなぜか眠れないという体質によるものであり、1303号室に来てからは健一がその相手となっている。その際、必ずカーテンを閉め電気も消すため健一は冴子の裸を見たことが無い。早苗の喫茶店でアルバイトをしている。姉がいる。このマンションの所有者は彼女の父親となっている。また、健一に「私のこと絶対、好きにならないで欲しいの」と約束させている。中学生のとき何らかの手術した。他人がいる場で裸になる際、電気を消すのもその手術痕を見られないようにするため。
窪塚日奈(くぼづか ひな)
1305号室の住人。佳奈の妹。姉の佳奈にたいして恋心を抱いており、その思いからシーナ(男)と日奈の2つの人格を使い分けている。日奈のときはおとなしめな性格をしている(健一と2人のときは大胆な発言もする)が、シーナはやたらと突っ走る傾向がある。健一と音楽グループのシーナ&バケッツを結成し、シーナがボーカル、健一がハーモニカとなっている。

マンション住人の家族等

絹川蛍子(きぬがわ けいこ)
声:伊藤静
健一の3歳上の実姉で某美術大学の1年生。喫煙者であり、通称のホタル族と名前から健一からはホタルと呼ばれている。とあるいきさつから綾に対するコンプレックスを持っており、それが起因ともなり健一を好きになってしまう。また、衝動的ながら健一とも体の関係を持ってしまう。その後、本当の気持ちを伝え再び結ばれるが、その関係が偶然帰宅してきた両親に見咎められ健一と引き離されてしまう。その後、青年実業家の圭一郎と見合い結婚をすることになるが、それは母親が蛍子と健一が体の関係を持っていることにショックを受けていたためであり、健一への気持ちの変化はない。また、結婚するに当たって健一に子供を作りたいと言って再び関係を持ち、その後子供を出産することとなる。鳥の唐揚げが好物。金髪で高身長、結構胸は大きいが綾よりは小さい。
大海千夜子(おおうみ ちやこ)
声:明坂聡美
健一のクラスメイトで、健一に告白をし試用期間を経て彼女になる。兄・悟がいる。ツバメとは親友。美容師に憧れている。背は少々低いが胸は徐々に大きくなり、高校1年時点でFカップに。
鍵原ツバメ(かぎはら つばめ)
声:斎藤千和
千夜子の親友でクラスメイト。傍から見ても惚れっぽい女性であるが、長続きはしない。恋人を寝取られたと思い、冴子のことを激しく嫌っている。あわせて怒りっぽい性格でもある。健一が千夜子以外の女の子と一緒にいたり仲良くしているのを見ると怒って、健一の首を絞めてくる。
窪塚佳奈(くぼづか かな)
日奈の姉。怒りっぽく、日奈を保護対象としてみており警戒心が強い。恋愛対象はストレートで、伸太と一時付き合っていたが、冴子と浮気をしたため別れる。胸は控えめで、日奈よりは小さい。
窪塚波奈(くぼづか はな)
佳奈と日奈の母。水羊羹が好物で太ることが夢。早苗の「母の妹」(叔母さんと言われることを嫌う)。自称「永遠の25歳」。健一と冴子の友達。
九条鈴璃(くじょう すずり)
刻也の彼女。背は低いが(140cm未満)、胸は大きい。感情の起伏も激しく、怒りっぽく落ちこみやすい。本編(5年前)での登場が未だ無く、そのことを原因にしてあとがきにて暴れることが多い。
八雲狭霧(やくも さぎり)
刻也の1歳下の妹。鈴璃とは小さな頃からの知り合い。狡猾であり、かつ何事も好意的に受け取るポジティブな性格。成績は良く、中学ではバスケ部の部長を務める。兄には辛口。幹久が狭霧の名前から名づけた『サギリ・ロール』というケーキがある。背が高く、千夜子が見とれる程の美脚の持ち主。高校卒業後には父の経営する弁護士事務所の人と結婚する予定で、本人もそのことを受け入れている。
八雲一也(やくも かずや)
刻也と狭霧の父。テレビの法律番組等にも出演し、お茶の間の人気者であり、日本で最も有名な弁護士の一人である。だが刻也はあまり良く思っていない。
有馬静流(ありま しずる)
蛍子の高校時の美術部仲間で、冴子の腹違いの姉。趣味は男漁りという話。
有馬十三(ありま じゅうぞう)
冴子と静流の父。資産家で「幽霊マンション」(有馬第三ビル)のオーナー。
美佐枝(みさえ)
冴子の母で十三の愛人。有馬第三ビルの12階に住んでいる。

雨音の関係者

雨音(あまね)
早苗曰く「まわりの皆を照らす太陽のような娘」。早苗の後輩で、高校1年生の時に心臓の病で亡くなってしまう。彼女の周りにはエリや早苗、早苗の元夫・幹久、圭一郎がおり、皆に愛される存在。
錦織エリ(にしきおり えり)
綾などのアーティストのプロデュースを手がける女性でかなりのヤリ手。金髪碧眼のハーフで、名前の「エリ」は本当の名前の短縮形。健一に体の関係を強要し襲ってしまう。日奈によれば「自分が好きな人にはどこまでも優しいけれど、そうでない人にはどこまでも冷たい。しかもそれを相手に悟らさせない人」とのこと。
古西早苗(こにし さなえ)
喫茶店の店長兼小説家でジャンルは女性向け小説。離婚経験が有り、ある程度の資産を持っていたため趣味で喫茶店を営んでいる。変わった子には凄く興味を示すが、普通の子にはほとんど無関心である。料理は苦手。冴子は早苗の喫茶店でアルバイトをするようになる。波奈の姪で日奈と佳奈とは従姉妹。PNは今西早苗。小説は大変な人気でありアニメ化が決定。さらに実写ドラマ化の話もあるが早苗は全く関心がない。
辻堂幹久(つじどう みきひさ)
パティシエ、『モン・サン・ミシェール』の店長。早苗の高校時代の後輩。元13階の住人。刻也の父・一也に恩があり、その娘・狭霧にも敬語で話す。天才的な腕前を持ち評判も高いが、あくまでお客さんのためという姿勢でテレビに出演するに留まる。早苗に頭が上がらない。
荊木圭一郎(いばらき けいいちろう)
急成長させたIT企業を経営する青年実業家。蛍子の婚約者(夫)になる。アメリカの大学を出た後に高校へ入学する天才。雨音に恋しており、蛍子と婚約する前に「女性に興味は持てないが、社会的な立場から結婚をして子供を持たなければいけない」と告白し、その条件で婚約・結婚することとなる。蛍子によると、会社を大きくすることが好きであり、お金にはあまり執着心は無い。元13階の住人。

その他

大海悟(おおうみ さとる)
声:根本幸多
千夜子の兄。蛍子のことが好きだったが相手にされなかった。宇美と付き合うようになる。
三条宇美(さんじょう うみ)
蛍子の高校時の美術部仲間で親友。いわゆる腐女子。5年後の時点では大海悟と付き合っている。
九条流輝(くじょう りゅうき)
鈴璃の弟。中学ではバスケ部に所属していたが馴染めず辞めてしまう。以降、日々バスケのシュート練習をしている。シュートばかりでなく試合レベルでも相当の実力がある。狭霧の後輩にあたる。
御園尾咲良(みそのお さくら)
アイドルの卵。『モン・サン・ミシェール』でアルバイトをしている。兄の伸吾によるとかなりの才能の持ち主。思ったことはストレートに言う性格。
御園尾伸吾(みそのお しんご)
咲良の兄。ダンサーだが本人によると才能はあまり無い。シーナとは友人らしい。
美里(みさと)
佳奈の親友。鈴璃と同じ高校。バケッツ(健一)のファン。弟が2人(里士、士郎。姉弟で名前がしりとり)いる。
高城純(たかしろ じゅん)
鈴璃や美里の友人。長い黒髪に切れ長の目をした美人ではあるが、とっつきにくく怖いイメージがある。早苗の小説の読者。男友達は1人だけいる。
ハルナ
健一が小学生の夏休みに一緒に「時の番人」を見ていた少女。本名不詳。
薫沢歌織(かおるさわ かおり)
早苗専属の担当者。年齢も早苗と同じ。メガネキャラが好み。早苗の作品のファンであったため、その編集部に入り、早苗の担当者となった。腕前はあまり良くはない。口癖は「ですよねー」。

設定

  • 舞台は東京都平良井。他にも地名はしばしば出てているが全て実際の地名と同音異字であるため、モデルとなった町の存在も江戸川区平井と予想される。
  • 幽霊マンションの13階に住んでいる人間はそれぞれが問題を抱えており、鍵を拾い13階に住むようになる。また、13階の部屋はその住人に相応しい部屋として変化し、その住人にとって必要がなくなると消えてしまう。13階の部屋は相部屋もありうる。そして、住人は13階が必要なくなって出て行くと、元住人同士で直接連絡をとりあったり、会うことができなくなってしまう。現在の住人と元住人が会おうとする明確な描写は、現時点では存在しないが、現住人がバイトをしている時間帯には、旧住人がその店に来ることが出来なくなるという描写や旧住人であろうと思われる圭一郎が綾と会えない事を認識している描写が存在する。
  • 13階の部屋は1階から階段で上っていかなければたどりつけない。例えば12階までエレベーターで、そこから階段という風にはできない。鍵は金色で、穴に挿す部分に凹凸が無く真っ直ぐしたもの。電気代や水道代は請求されない。固定電話は発信は出来るが受信はできないようである。
  • タイトルにもなっている1301号室は13階の住人の共用スペースで、キッチンやリビング、ボウリングレーンなどがある。1302号室は刻也の部屋、内観は不明。1303号室は健一と冴子の相部屋となっており、その内観は健一が以前暮らしていたマンションと同じである。1304号室は綾の部屋、大きなアトリエやジャグジーがある。1305号室はシーナの部屋、内観はさながらヤクザの部屋で、哀川翔のビデオが大量にある。

既刊一覧

XykYTo <a href="http://pqxykvqnsxuu.com/">pqxykvqnsxuu</a>, [url=http://wdqsnujotnjq.com/]wdqsnujotnjq[/url], [link=http://muguyracubvb.com/]muguyracubvb[/link], http://eehpgflnxjkg.com/

本編
  • 『ROOM NO.1301 おとなりさんはアーティスティック!?』 ISBN 4829162244
  • 『ROOM NO.1301 #2 同居人は×××ホリック?』 ISBN 4829162600
  • 『ROOM NO.1301 #3 同居人はロマンティック?』 ISBN 4829162686
  • 『ROOM NO.1301 #4 お姉さまはヒステリック!』 ISBN 4829162821
  • 『ROOM NO.1301 #5 妹さんはヒロイック?』 ISBN 482916297X
  • 『ROOM NO.1301 #6 お姉さまはストイック!』 ISBN 4829163232
  • 『ROOM NO.1301 #7 シーナはサーカスティック?』 ISBN 4829163275
  • 『ROOM NO.1301 #8 妹さんはオプティミスティック!』 ISBN 4829163674
  • 『ROOM NO.1301 #9シーナはヒロイック!』 ISBN 9784829164013
短編
  • 『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん』 ISBN 4829163070
  • 『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー』 ISBN 4829163445
    • 『僕と綾さんと雪辱の痴漢プレイ』(ファンタジアバトルロイヤル 2005 Spring 収録)
    • 『ぼくと綾さんと身代わりの暗闇プレイ』(ファンタジアバトルロイヤル 2005 Summer 収録)
    • 『私と佳奈ちゃんと豪華なお風呂』(ファンタジアバトルロイヤル 2006 Winter 収録)
    • 『私と冴子ちゃんと趣味のお仕事』
  • 『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー』 ISBN 4829163844
    • 『私と綾さんと不埒な男』(ファンタジアバトルロイヤル 2006 Spring 収録)
    • 『俺と鍵原とお試しの合コンプレイ』(ファンタジアバトルロイヤル 2006 Summer 収録)
    • 『私と皆と一人の夜』(ファンタジアバトルロイヤル 2006 Autumn 収録)
    • 『私と今西先生と本気のお仕事』
  • 文庫未掲載
    • 『僕と綾さんと千人の千夜子ちゃん』(月刊ドラゴンマガジン 2007年3月号 収録)
    • 『私とお嬢様とメガネなお仕事』(ファンタジアバトルロイヤル 2007 Spring 収録)
    • 『私と圭一郎と恐怖の館』(月刊ドラゴンマガジン 2007年10月号 収録)

ドラマCD

模板:節予定 2007年2月23日5pb.(Five records)発売・ジェネオンエンタテインメント販売でドラマCD第1巻がリリースされている。第2巻は5月25日に発売。第3巻は9月21日に上下巻の2枚同時発売。以降もリリースが予定されている。

  • 『ROOM NO.1301 ドラマCD ~おとなりさんはドラマティック?~』
  • 『ROOM NO.1301 ドラマCD#2 ~同居人もドラマティック?~』
  • 『ROOM NO.1301 ドラマCD#3 ~お姉さまもドラマティック?~(上巻)』
  • 『ROOM NO.1301 ドラマCD#3 ~お姉さまもドラマティック?~(下巻)』

漫画

模板:漫画 さっち/イラストにて「ドラゴンエイジピュア」Vol.3(2006年11月)より『るーむ! ROOM NO.1301』が連載されている。2008年1月に単行本第一巻が発売予定。

原作との相違点

  • 綾が健一らと同級生。
  • 第1話で綾が千夜子、ツバメと対面。

外部リンク