小畑健

出自宅犬維基
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模板:保護S 模板:漫画 小畑 健おばた たけし1969年2月11日 - )は、新潟県新潟市出身の漫画家イラストレーター。代表作にヒカルの碁(1998-2003年連載)、DEATH NOTE(2003-06年連載)など。新潟県立新潟東高等学校卒業。血液型AB型。

来歴

1985年、第30回手塚賞準入選。漫画家にわのまことの下でアシスタント経験を積んだ後(当時からにわのまことより「若いのに絵がムチャクチャうまい」と絶賛されている)、1989年に「週刊少年ジャンプ」連載のギャグ漫画『CYBORGじいちゃんG』でデビュー(当時は土方茂(ひじかた しげる)と名乗っていた)。以降もジャンプ系漫画雑誌を中心に作品を発表する。しかしながらもヒット作に恵まれず、長くマイナー作家の地位に留まる時期が続いた。『ヒカルの碁』の作画で注目されるようになり、続く『DEATH NOTE』でその人気を確固たるものとした。

彼の描く絵はデビュー当時から細密、かつ流麗という高い評価を受けており、漫画以外の媒体でイラストレーションを手がけることも多いが、動きのある絵は少ない。かつては友人である漫画家田島昭宇浅田弘幸らと共に「水瓶3(みずがめすりー)」なるユニットを結成していた事もある(“モーニングコング。”と名乗っていたこともあった)。2005年にはテレビゲームのキャラクターデザインも担当し、2006年『DEATH NOTE』映画化に伴い、映画挿入歌のCDジャケットイラストなども手がけている。

反面、現在のペンネームに改名してからはストーリー原作者と組むことが多く、代表作とされる『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE』も原作者によってストーリーが作られている事から、彼自身のストーリーテリング(ストーリー作成)の部分に関して創造力は未知数である。『CYBORGじいちゃんG』の時ギャグを考えながら(ギャグを考えるのは苦手)漫画を描くことの凄さに驚き、以後作画に徹し磨きをかけている。

非常に筆が速く、週刊連載と平行してさまざまなイラストを発表している。集英社以外での仕事も多いため、イラストに関してはジャンプの専属契約と関係ないものと思われる(もしくは井上雄彦のように契約をしていない可能性もある)。

担当する漫画の特徴として、『人形草紙あやつり左近』以降から『DEATH NOTE』に至る全ての作品が、「主人公の少年+非人間」という人物設定を採っている。

受賞歴

作品リスト

漫画

ムック「Adidas MANGA FEVER」に掲載
「週刊少年ジャンプ」の特別企画「ジャンプ・イン・ジャンプ」で澤井氏の漫画作品を大幅にアレンジ

挿絵

  • 『F先生のポケット』(作:乙一)ノベルスマガジン「ファウスト」Vol.1に掲載
  • 『狂科学ハンターREI』シリーズ(作:中里融司)
  • 『完殺者真魅(ジェノサイダーマミ)』シリーズ(作:鳴海丈)
  • 「そして彼女は」シリーズ(作:松原真琴)
  • 『メタフィジカル・マルチまがい』(作:滝本竜彦
  • 『窓に吹く風』(作:乙一)ノベルスマガジン「ファウスト」Vol.6に掲載

イラスト

画集

  • 『彩―ヒカルの碁イラスト集』(2002年)
  • 『blanc et noir』(2006年5月31日発売)

アシスタント

師匠

関連項目